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H28年度入試の得点率と、学習方針について。

H28年度の入試の得点率が公開されましたね!

特に数学は今年度は難化したこともあって、予想通り平均点が下がりました。

一方理科は、これも予想通り平均点が上がっています。

さて三年生は今夏期講習で追い込んでいますが、

これからまだまだ伸びしろがあるのは理科と社会です。

理科においては教科書ベースの問題が多く出題されているので、

教科書の例題をとにかく解けるようになりましょう。

理科・社会は短い期間で、やればやるだけ伸びます。努力が結果に跳ね返ります。

しかし数学や英語は、なかなか得点が伸びません。

その理由は理科や社会はモザイク型の学習と言われるように、各単元が分かれているので、例えば江戸時代を勉強するのに、原始時代から勉強する必要はありません。

しかし数学や英語はピラミッド型の学習と言われており、連立方程式だろうが、一次関数であろうが、単元に関わらず、そもそも1, 2年の基礎的な計算力であったり、基礎知識が必要です。例えば3年の相似の証明を理解するには2年の合同証明の理解。しいては角度や図形の性質を理解しなければなりません。

したがって勉強に多くの時間を費やします。

そのうえ、そうして多大な時間を費やして3年の内容を理解したところで、入試ではなかなか点が取れません。それは得点率からもわかります。例えば空間図形に関する問題では正答率が1%の問題があります。

つまり100人中1人しか解けないのです。こうした結果になるのは、特に数学は閃きを必要とする教科であることも理由にありますが、

そんなことよりも、そもそも多くの受験生が最後の問題まで時間内にたどりついていないからです。

もしくは、たどりついたところで十分に考える時間がないからです。

つまり一生懸命対策したところで、本番では点に繋がらないことが多いのです。

一方で理科においては一番正答率が低い問題でも24%です。

確かに、一番いいのは、全教科時間以内に解き終わることですが、勉強に自信が無い方は、

まずは、やれば確実に点が取れるところで点を取ることを優先させるべきです。

入試においては、皆ができない問題を時間をかけて解く必要はありません。

それよりも皆ができているのに自分だけできていないという状況は避けたいです。

理科は平均点が上がっています。

入試の合否は理科・社会に左右されるといっても過言ではありません。

理科・社会は自分が苦手な単元だけ重点にやり直せばいいです。

この2教科を重点的に取り組むことが大事です。


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