『やってもできない』どうしたらいい?
私はこれまでの人生の中で, 塾の生徒のみならず学生時代の後輩など, 度々この質問をぶつけられたことがあります。
『やってもできません。どうしたらいいですか?』という問いです。
特に高校, 大学ともなると, 勉強の難しさは半端じゃないです。
学生時代私は寮生で, テスト期間になると, よく留年しかけの後輩が私の部屋に来て,
『先輩助けてください。笑』と声をかけてきます。
そこで『ちゃんと勉強したのか。』と聞くと,
『やったんですけどできないんです。』と皆同じことを言います。
そこで, どのくらい勉強したのか聞きますが,
皆共通して,
『単純に, 勉強量が少ない』のです。
成績が良い人と比べると, 圧倒的に勉強量が少ないです。
私も成績はそれほど上位ではなかったですが, その私よりも勉強量が少ないです。
挙げ句の果てには, 成績の良い人に対して,『あの人は頭が良いから』と言いますが,
その言葉は, 頑張った人の"努力"を無視した, とても失礼な言葉だといつも感じます。
厳しいことを言うと,
成績の良い人は, 単純に努力しています。時間を見つけて頑張っているのです。
まずはそれと同じくらい努力してみてからの話です。
『やってもできないなら, できるまでやるしかない。』のです。
勉強には近道や効率の良い方法なんてありません。
努力あるのみです。
しかし, 方向性を見失った努力は無意味に終わることが多いです。そこで我々講師は正しい勉強法で生徒を導いて行きます。
勉強の本質は変わりません。地道な努力。毎日の積み重ね。とにかく量をこなす。
これだけです。
『やってもできない』という方。
単純に勉強量が足りていないはずです。
受験生は最低1日6時間。まずは続けてください。